朝からテレビのどうでもいい話

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昭和から令和へ、吉田秋生作品はいつも新しい



『海街diary』完結!

 一作一作が傑作と言って過言でない、吉田秋生のコミックですが、『海街diary』もそんな一作ですね。父の死をきっかけに、異母姉の三姉妹と出会った主人公のすずが、山形から三姉妹が暮らす鎌倉に移り住み、共同生活を始めるという導入でした。

 原作完結前に、是枝裕和監督がメガホンを取り、映画にもなりました。四姉妹を演じたのは、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。

 コミックは、小学館の女性向け月刊漫画誌『フラワーズ』に12年間にわたって連載。単行本も、2018年12月に発売された第9巻「行ってくる」でついに完結しました。

 雑誌の連載が不定期だったこともあり、第8巻「恋と巡礼」と第9巻の間が1年半以上もあき、単行本で読んでいた人たちが首を長くして待った……というか、ストーリーを忘れてしまった人もいたのではないでしょうか?

 この『海街diary』が作者の鎌倉3部作の2作めなのだそうです。次の作品はどうなるのでしょう、期待が高まります。

●まとめて読みたい!

海街diary完結 無料サンプル

アニメ版『BANANA FISH』も終了

 吉田秋生原作といえば、『BANANA FISH』も面白かったですね。『別冊少女コミック』に1985年から1994年まで連載。

 ハードな内容ながら、主人公のアッシュ・リンクス、奥村英二、月龍、ブランカなど登場人物たちの美しさも作品の大きな魅力といえました。

 アニメ化もされ、フジテレビで2018年7月から12月まで放映されました(全24話)。

 原作とアニメとの違いは、アニメ版では舞台が現代に移されていて、原作のベトナム戦争の後遺症といった話はイラク戦争に置き換わっているほか、スマホなど連載当初にはなかったものもアイテムとして登場。ネットでは賛否あるようですね。

過去の吉田秋生作品にも注目

 今回取り上げた、『海街diary』『BANANA FISH』のほかにも、『カリフォルニア物語』『吉祥天女』『河よりも長くゆるやかに』など、名作揃いの吉田作品。

 じっくりつくりこんだ長編作品もよいのですが、短編では、以下の3冊の傑作集がおすすめです。

  • 『夢みる頃を過ぎても』(小学館)
  • 『夢の園 カリフォルニア物語番外編』(小学館)
  • 『十三夜荘奇談』(小学館)

 

 昭和52年~58年、掲載誌がわからないものもあるのですが、別冊少女コミックが多いようです。

 ファッションやストーリー展開が時代を反映している作品がある一方で、マンガ内の演出は最近の吉田作品にも通じるものが見られたり。ほのぼのする話、しみる話、笑える話、いろいろ入っていて楽しめますよ。

 

(はる)

 


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