朝からテレビのどうでもいい話

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糸井重里・村上春樹『夢で会いましょう』



まえがきもあとがきもない。

アシスタントからワン(バウワウ)まで、あいうえお順に並んだ98個のカタカナ語の項目表を村上春樹が作り、糸井重里と村上春樹がそれぞれ好きな項目を選んで、それについて原稿を書いた、アドリブ短編集(うまく説明できないけど、だいたいそういうもの)。

それぞれの話の最後にiと書いてあれば糸井重里、mと書いてあれば村上春樹作。

「愛なんかで腹がいっぱいになるものかい」とクモザルは言った。

(ジャングル・ブックの項) 

みたいに1行で終わってしまうものもあれば、

とにかく我々は腹を減らせていた。 

 で始まる、「パン」の項は7ページ。そして、この書き出しでピンと来る人も多いでしょうけど、『パン屋再襲撃』へとつながるお話です。

文庫になっているようですが(講談社文庫)、初期の村上ファンは青にピンクの単行本のほうがなじみのはず。1981年初版発行(冬樹社刊)。980円。今なら、「パン」の項だけでそれくらいの値段がつきそう。

しかし、なんで「夢で会いましょう」ってタイトルなんだっけかな。どこかに書いてあったか、聞いたかしたような気がするけど、こういうタイトルを自然に受け取れる時代でしたね。

 

 

 


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